3月29日 バングラデシュに行ってきました

こんにちは~~、この19日から24日まで、5泊6日でしたが、中身の濃いスタディツアーになりました。
目的はバングラにあるアイチホスピタルの視察がメインです。バングラは私にとって今回で5回目ですが、実に7年ぶりの空白期間のある久々の訪問でした。

アイチホスピタルは名古屋大学に留学していたバングラのDr.ホセインの志を愛知県の人々がJBCS(日本バングラデシュ友好協力会)を設立して、応援してできた病院です。当初は小さな小児病院からスタートし、徐々に母と子の病院になり、その後は総合病院となりました。今では自前の病院も完成し、Dr.ホセインは政府との協働の病院であるEAST WEST MEDICAL COLLEDEの理事長も務めています。大学もつくり、医学を志す人を育てています。今回は、もう一つできた歯科大学病院も見学しました。看護大学も併設しており、ナースも育てています。

この3つの病院がバングラにもたらす経済効果と健康や医療に対する意識改革、ボランティア診療で医療にかかれない人々を救っていることなどを考えると、ものすごい社会貢献であり、バングラの大勢の人々の経済的自立に役立ったと思います。

日本のJBCSの役割は、今でも週に一度は郊外に出てボランティア診療を続けているプログラムを応援することです。

3つの病院は、すべてバングラ人によって自立運営されています。たったの20年で草の根のNGO活動がここまで成長できたすばらしい成功例です。もちろんさまざまなラッキーもありますが、Dr.ホセインの医療技術の高さと人柄によるところが大きいです。わたしは設立2年後からの会員ですが(それでも17年ほど経っています)、名古屋ではないので、あくまで三河の地でぎたんじゃりグループとして側面支援をしてきましたが、ここらで一区切りとしてこれまでご支援をしていただいた方々にこの間の経過をご報告をしようと思いこのツアーに参加しました。

私たちが訪問した時期はちょうどアメリカの医師団との共同で口蓋裂のボランティアプログラムの真っ最中でした。
水とか栄養状態が悪いせいか、バングラには生まれつきの口蓋裂患者がすごく多いです。10日間ほどの間、無料で手術・入院を提供するプログラムでしたが、このボランティアプログラムで500例以上の患者さんが救えるそうです。
私たちも事例紹介のプレゼンテーションに参加させてもらいましたが、こんな大きなことが自前でできるようになったことがすごいです。常に未来志向で先を考え、先行投資していることがうかがい知れました。

途上国に学校を建てたり、病院をたてたりする国際協力は数知れないほど多いですが、かならず主役は現地の人々でなければ意味がありません。そして、建てた後こそ、自立にむけて現地の人々を総動員して維持していかなければなりません。物やお金の援助だけで、なりたっているようなシステムはいつか破たんします。

対等な関係で共に知恵をしぼって、できることを協働で進めていくことが大切です。アイチホスピタルの場合は
これが非常にうまくいった例です。また、当初からの理念である「貧しさのために医療を受けられない人々を助ける
=hunger painをなくしたい」 というDr.ホセインの志がぶれないことも大きな軸になっています。
援助ではなく協力、志縁といういい関係が続いていることも成功の大きな要因です。

これからもますますバングラデシュには、なくてはならない病院になっていくことでしょう。

別の日、日本大使館とJICAの主催の日本語スピーチコンテストがおこなわれました。インド、ネパール、スリランカ、パキスタン、バングラデシュの5か国が参加国で、それぞれジュニアの部とシニアの部が行われました。
これに参加させていただけることになり、とても楽しかったです。
日本語への興味は日本への興味であり、それぞれが自国に誇りを持ちながらも、日本にものすごく興味を抱いており、まだ行ったこともないのに日本語がすごく上手でした。

文化や習慣、アニメ、料理、食べ物、地球環境、コミュニケーション、相互理解などをテーマに日本とのいい関係を築きたいと願う気持ちは心に響きました。国連でスピーチしてもいいくらいの素晴らしいものもありました。

世界はまさに動いていることを実感しました。

まだまだ書きたいことは山のようですが、ぼちぼちとしておきましょう。









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プロフィール

ぎたんじゃり

Author:ぎたんじゃり
1998年9月に愛知県安城市に開店したフェアトレードとエコロジーを推進するお店です。
2013年6月より、刈谷市に移転し、この地域のフェアトレードの窓口としての役割を担っています。
「Think globally Act locally」の精神で公正な社会、共に生きる社会を目指して、発信を続けていきます。

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