女性差別発言ヤジについて

 女性差別についてのいろいろなご意見をメール等でお寄せくださりありがとうございます。差別というのは自分が意識していると、していないとにかかわらず、この社会に生きている以上、自分だけは差別しない側であるとはいいきれません。大事なのは気づいたときにどう考え、どう行動するかでしょう。最近、都議会~国会にいたるまで、女性に対しての差別発言が頻発しています。最近になってひどくなったのかといえばそうではなく、従来はもっとひどかったかもしれませんが、ようやくそのことが女性の心を深く傷つける人権侵害であるという認識が広く定着してきたのでしょう。ある意味社会意識が向上してきたことはいいことだと思いますが、発言した当の本人たちにその自覚が全く見られないことが残念です。ときどき偉い人たちの謝罪会見をきいていると、(自分はそのつもりはなかったけど)聞いた人を傷つけたとしたら?あるいはご迷惑をかけたとしたなら?謝ります。という言い方です。がっかりですね。相手を傷つけるほどの人権侵害であるという言動を全く理解していないことが明白です。

 なぜ人権侵害なのか?が理解されてない以上、これからもこの類の発言はもぐらたたきのように頻発してくるでしょう。そして、なんだかわからないがこの類のことをいうと社会からたたかれるぐらいの認識で口にチャックをする政治家はあいもかわらずです。そのもそも「早く結婚して、子どもを産め」というたぐいの発言をさも冗談のごとく口にする政治家(特に男性)が特に問題なのは、かつて女性を単なる子どもを産む機械のごとく発言した大臣がいたように、また子どもを産み、子育てが終わった(産めない)女性は存在価値がないような発言をした石原某氏tや森某氏のごとく、女性を一人の人間として尊重する感覚がない人たちで、人権意識がはなはだ欠落した政治家たちです。

そもそも子どもを産む、産まないを決定するのは女性(あるいはカップル、ただし最終的には女性)の自由意思にもかかわらず、他者がとやかくいうことではありません。まして産みたくても産めない事情の女性がこの発言で、どれだけ深く傷つくかということに思いを馳せていません。そして、女性は産んで一人前という偏見を社会に再生産するという意味で政治家が差別をさらに助長することであり、特に許されません。

そして、問題は政治家の役割です。産みたくても(社会環境や条件のため)産めない、育てられない人たちが安心して産める社会環境整備をすることが政治家の役割なのにもかかわらず、その役割も果たさずに、やれ女性の社会進出や子育て支援を選挙公約にしていることが、でまかせもいいところです。本気じゃないってことですね。

 子どもを産みたい人も、産みたくない人も、結婚したい人もしたくない人も誰もがその人らしく生きる、自由な生き方が尊重される社会を創るのが政治家の役割です。仮にそのことがよくわかっていなかったとして、今回のことで気づいたなら、
これまでの自分の認識の誤りを反省し、今後具体的に何をどう変えていくか、自分自身と政治目標をしっかり話す絶好の機会でもあるはずです。自分と同じような偏見を持っている人たちに自分の気づきを伝えてくださいな。これこそ政治家だと思います。そして潔く有権者の審判を仰げばいいのです。いたずらに公共の電波を使い、何が悪かったのかも分からないまま謝罪して幕引きにしようとする本人も、所属の党もマスコミもがっかりです~~~。

言われた女性議員さんも、謝罪して終わりではなく、政治家らしく何が人権意識に欠けていたのか、どう反省するのか、これから人権意識を自他ともに身につけていくために何をするのか、自分に何ができるのか、具体的に文書で提出させるぐらいはあってもいいのではないでしょうか? だって、あなたも議員なのだから・・・・。単に個人が誹謗中傷されたのではありません。議会という公の場で人類の半数を占める女性全体に対しての人権侵害なのですから。
 電話で謝罪したとか、マスコミの前ですいませんと頭をさげるだけの儀式は、子どものケンカを大人がわけも聞かずに形だけ仲直りさせるようなもので、あまりにも滑稽です。女性議員も政治姿勢と行動力を見せる時です。
まだおそくありません。差別は言った時も言われた時もすぐには反応できないことがあります。あまりに屈辱的だったり、無意識だったり・・・、気づいた時から動けばいいと思います。ここから社会は変わっていけると思います。

そもそも国会での女性議員の割合が衆院10%未満、参院15%未満という日本、せめて50%がフェアなバランスではないでしょうか?日本の比率は世界と比べてもはなはだ遅れていることすら気づいてないとしたら、まさに人権意識もさもありなんです。
 選挙まで、じっくりと見極めましょう。女性差別を平気でする政治家、改めない政治家、戦争をしようと企んでいる政治家、日本の未来に必要ないです。よぉ~くみながら声をあげていきましょう。参加していきましょう。
自分たちの未来を創ることに!  


 
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ぎたんじゃり

Author:ぎたんじゃり
1998年9月に愛知県安城市に開店したフェアトレードとエコロジーを推進するお店です。
2013年6月より、刈谷市に移転し、この地域のフェアトレードの窓口としての役割を担っています。
「Think globally Act locally」の精神で公正な社会、共に生きる社会を目指して、発信を続けていきます。

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